2024-03

手稲さと川探検隊の活動

オオウバユリを味わおう”オントレプ”づくり

(手稲さと川探検隊活動記録 2009.7.4~5)    手稲さと川探検隊はこれまで、地域の子ども達の自然体験の場づくりを主な目的として手稲の川と手稲山麓の森で生きもの調べなどを行なってきました。 その中で、この北海道の自然の中で育まれたアイヌ文化に自然とのつき合い方を学ぶことが大切と考え、これまで勉強会なども開催してきました。先月は実際に植物を採取して、アイヌ文化の中での自然からいただくという姿勢にに想いを馳せながら、感謝して味わいました。 今回はついに念願叶い、アイヌが重要な食材としていたオオウバユリを採取、白老町めむの会協力会員の安田千夏さん(アイヌ民族博物館元学芸員)から学びながら加工して、食べてみることにしました~。 手稲コミュニティーセンターに集合。まずは安田さんから、アイヌの昔と今の暮らしや自然との接し方、アイヌ語の発音、そしてオオウバユリのこと、加工して保存食にするオントゥレプの話など聴かせてもらいました。 そしていよいよオオウバユリの球根採取に出かけます。採るのは、花茎の上がっていない球根です(6年くらいで...
はまひるがおネットの活動

札幌で静かに過ごす14回目の 3.11

あれから13年経って、60歳になって初めて札幌で静かに過ごしました。 震災後間もない仙台海岸で咲くハマヒルガオ 僕らは被災者ではなく、すぐに現場に入って奔走した訳でもなく、現地がけっこう落ち着いてから、様子を見ながらゆっくりと活動に入りました。 宝来館で初めて海浜植物のタネ播き(釜石市根浜海岸) お陰様で長くお付き合いさせていただきました。たいしたお役に立てた訳ではありませんが、寄り添ってもらって、美味しい酒と肴をいただきつつ、笑顔に包まれて、何度も伺うことができて、たくさんの学びをいただき、本当にありがたかったです。そのお陰か、ガンも消え、多くの仲間もでき、優しい気持ちでいられています。 当初、飛行機が不得意だったこともあったけど、被災地と日常のギャップが飛行機では埋められず、北斗星や急行はまなす等の今は無き夜行列車で行き来してたことが懐かしい。あのたいへんな状況の中、本当にたくさんの方々にお世話になりました。 こんなところでこんな人に会って、あんな人を紹介しても...
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