映像「人と海と未来を考える物語」完成を目指して

はまひるがおネットの活動

23歳で就職して60歳までの現役世代を、僕は3年ごとに起承転結する12年を一区切りとして考えていた。

すなわち35歳までの学び育つ「第1ステージ」、47歳までの活かし越えていく「第2ステージ」、そしてそこからは自分が得た知識・経験や人脈で社会に貢献して後輩を育てる「第3ステージ」という3つのステージとザックリ捉えていた。子育て時期に伴侶が病に倒れ、自分も心を患ったことで大いに彷徨ったけれど、少しずつ自分を立て直しながら第2ステージを終えつつあった47歳になった2011年3月11日、東日本大震災が起こった。

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被災地から届く映像と原発の切迫した事態、すぐに駆けつけたりできる状況でもなくスキルもない自分には、いったい何が出来るだろう。それまで幸運にも技術や知恵を身につけられ、命も失わずに生きてこられた今、「全力で自分の残りの命を使わなければならない」とその頃なんども何度も思い、心に誓った。仲間に呼び掛け、2014年3月「北の里浜 花のかけはしネットワーク(はまひるがおネット)」を設立、翌年からは会社も辞して取り組んだ。

あの大災害とその後の復興を通じ、ひとは何を感じ、考え、どう行動し、助け合い、受け容れ、合意し、反発し、何を目指し、何がどう達成され、何がなぜできなかったのか。

私たちが抱えるさまざまな課題も一気に押し寄せ、短期間でたくさんの判断を求められ、古くから強固にある地域コミュニティが機能したり重荷になったりしながら、多方面からの支援なども受けつつ復興へ向かう姿は、良くも悪くもたくさんの学びに満ち、そしてひとのつながりに溢れていた。

東日本大震災から13年を経た今、地理的に近い地域での大災害でもあり、防災や復興については学ぶことは多いにも関わらず、十分に活かされているとは言えず、逆に忘れ去られつつある。実際に被災され自ら復興の活動を行う人の話を聴き、学び合うことで、私たちの防災やコミュニティのあり方を再考するとともに、被災地との新たな関係づくりをしていきたいと思い、海浜植物の育成や植栽などの自然再生活動、そして交流活動をすすめるとともに、それをより多くの人々に伝えるために「ショートドキュメンタリー」を制作してきた。初年度は3分の映像、翌年に7分のショートドキュメンタリーを編集した。

そして今、10年の活動を振り返り、東北で活動をともに行ってきた方々を北海道に迎え、ハマナス咲き誇る石狩浜の広大で自然な砂浜海岸と砂丘を一緒に見て歩き、交流会を行い、お話ししてもらった想いなどを加えて編集、ショートドキュメンタリーを完成させたい。

頻発する災害における復興やその備えにおいて、大切なヒントとなる作品として、多くの人に見ていただきたいと思う。

~ご支援のお願い~ 
ただ今、活動費のほか、この映像制作費が不足しております!

1口1,000円から寄附を募っております。2024年6月30日までにご支援いただいた方で希望される方には、エンドロールへの寄付者名の掲載をさせていただきます。
是非、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

★寄付先1:Syncable 北の里浜 花のかけはしネットワーク 
      https://syncable.biz/associate/hamahirugao
★寄付先2:北海道銀行 平岡パーク支店 普通 0414510
      北の里浜 花のかけはしネットワーク 代表 鈴木 玲
      ※振込に際して、メールでその旨お知らせ下さい。
       メールアドレス:hamahirugao.net@gmail.com

~映像監督 北川陽稔さんよりメッセージ~

一昨年までに「花のかけはし」の活動をテーマに、北海道と東北で撮影を十数回行ってきた。

その中で、石狩浜の存在と自然砂丘の重要性はすでに伝えているが、東北の方々が石狩の砂丘に来て語っているシーンはまだない。

石狩浜と東北の海浜、それぞれの地域で活動してきた人々の出会いがこのプロジェクトの根幹であることは言うまでもない。

今回、一連の活動の本質を伝える為にも映像を完成させたい。

何のために東北の防潮堤に海浜植物を植えてきたのかを伝え、石狩の美しい自然砂丘の様子と、そこを訪れた東北の被災地の方々の声を収録し、本映像の完成版を編集する。

日本のような地震・津波災害が常に起こり得る場所では、「花のかけはし」のプロジェクトは、人と自然のレジリエンス性を保つための示唆的な試みと言える。ゆえに、震災を振り返り防潮堤の是非を問うことだけではなく、この先の時代において人と自然環境がどのように関わるべきかを伝えたい。

>>> 2020年制作のはまひるがおネット映像作品 Vol.1

この記事を書いた人

子どもの頃に友だった川や虫、心に闇が迫ったとき癒やされた森や海、そんな宝物の自然環境を子ども達に残すため、大切な仲間と繋がって、楽しく笑い学びながら活動しています。孤軍奮闘・暗中模索とも伴にありたいな。
森が好き、海辺が好き、湿地が好き、人と一緒が好き、1人も好き、焚火が好き、星空が好き、純米酒が好き。

  ===「環福連携」===
【福祉/療育/支援×環境保全利活用】
SDGs 、自然体験や自然再生、皆が関わり地球も人も元気に!
自然/植物の専門家として、
お手伝いしてます。

NPO法人 人まち育てI&I理事長
NPO法人 楽園プロジェクト理事長
はまひるがおネット代表
しめっちネット代表
手稲さと川探検隊局長
北海道科学大学非常勤講師
落語~湿原亭元五郎
技術士(建設部門、建設環境)
森林セルフケア・コーディネーター
札幌市環境教育リーダー

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