<目的>
近年、釧路湿原での太陽光発電事業による湿原開発、札幌市内唯一の国が認定する重要湿地である篠路福移湿原の埋め立て、ヒグマやエゾシカの住宅街への頻出など、これまで維持されてきた自然環境が失われる事態や野生動物との摩擦などが大きな社会問題として注目が集まっています。
北海道の経済活動の基礎には、他地域に比べて豊かな自然環境があります。また、生活空間に豊な自然が組み込まれることが、快適にして健康的な生活の維持に役立つことはよく知られています。この基礎が崩れることで、北海道の経済活動はもちろん、快適で健康的な生活にも負の影響を与え、気候変動を助長することが予想されます。
以上のことから、北海道における持続可能な開発を実現するためには、どこを利用し、どこを守るべきかといった土地利用の仕方をこれまで以上に慎重に検討することが求められます。そこで、酪農学園大学名誉教授の金子正美さんを講師にお招きし、様々な環境に関わる情報を地図上に落とし込むことで保護のギャップを可視化し、持続的な土地利用を検討する「ギャップ分析」について学びます。
さらに、より具体的に「ギャップ分析」の活用方法を学ぶため、現在北海道がパブリックコメントを募集している「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(素案) https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tki/publiccomment.html」を眺めつつ、持続可能な北海道の土地利用や環境保全について皆さんと考えます。
<プログラム>
1.趣旨説明
愛甲哲也(北海道大学大学院農学研究院教授)(5分程度)
2.①講演「ギャップ分析の重要性とその利用法」(45分程度)
講師:金子正美(酪農学園大学名誉教授/RCE北海道道央圏協議会会長)
②意見交換(15分程度)
3.パブコメワークショップ:具体例から土地利用を考える(1時間程度)
~「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(素案)」を例に~
・素案改定のポイント解説:愛甲哲也(北海道大学大学院農学研究院教授)
・ギャップ分析による解説:松島肇(北海道大学大学院農学研究院講師)
・ファシリテーター:有坂美紀(RCE北海道道央圏協議会事務局長)
■開催日時:2026年3月31日(火)10:00~12:00
■開催場所:北海道大学農学部 S11 講義室
■参加対象:環境保全に取り組む方、関心のある方
■参加申込:参加無料。フォームから申込んで下さい
■共催:
北海道大学大学院農学研究院 花卉・緑地計画学研究室
北の里浜 花のかけはしネットワーク(はまひるがおネット)
RCE北海道道央圏協議会
石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)
■問合せ:rce.hokkaido@gmail.com(RCE北海道道央圏協議会 事務局)

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