随分久しぶりに古巣の会社に行った。
7年前に28年勤めた会社を辞めたけど、その後私が退職を決断した原因となった同期で当時の上司が自死したり、労組で私の前の委員長が急遽社長に就任したり、一緒に執行委員やってた同期達が執行役員になってたりしてて、あのまま残っていたらどうなっていたかなぁ…なんて思わなくもないが、一番考えられるシナリオは、退職後10ヶ月で見つかった癌が再発して、きっともうこの世にいなかっただろうなと。
見つかった虫垂癌は周囲の大腸・小腸・リンパと共に既に切除され、半年ばかり辛い予防的抗癌剤治療をしたけど、とても優しい会社なので、十分休暇を与えられ、きっと楽な部署に異動してくれだと思う。だと、とても辞めるなんて考えられなくなって、元気になった私はまたバリバリ働き、無駄な会議での言い訳考えたり、海千山千の建設業者らとの交渉に苦しみ、取引先の倒産で食らった大赤字に苦しみ、社内外の調整に悶絶し、ストレス三昧で擦り減り、結果癌は「やっぱダメだなぁ玲くんはぁ」とか言いながら再発💢落ち込んで、好きなことも出来ずに在職中にあの世の人に…
うん、リアルに想像できる…😱
辞めといて良かった。収入激減でも好きなことや魂込めてやりたいことにエネルギー掛けられて、素敵な仲間とだけプラス思考な企みをする人生は、退職金もらって墓場に行くより果てしなく幸せだよ。
雪印種苗には、元部下のKくんがはまひるがおネット事務局長として超サポートしてくれてるのみならず、大きくバックアップいただいてきたので、今回代表取締役を退任されたT相談役にはお礼を言いたかったし、また執行役員を退任して普通の管理職に戻った同期とも話したかったから、緊張しながらも行って良かったな。
たくさんの後輩達もそれぞれに色々抱えながらも(姿形も変えながらも)そこそこ元気な笑顔を見せて、話してもくれて、とても嬉しかったわ。
そして今の生き方の良さも再確認できて、けっこう良い体験だね、こういうのも。
コメント