市販されているメープルシロップ、だいたいはカナダの国旗サトウカエデの樹液を煮詰めてつくったもので、まあまあ高額だけど、身体にも良い甘味料ということで、人気がある。
北海道の雑木林にもたくさん生えているカエデの「イタヤカエデ」の樹液も、煮詰めると市販のメープルシロップよりもスッキリした上品な感じの甘みを感じる、上等なメープルシロップになるんだよね。
手稲さと川探検隊では、随分前からこの時期(2月下旬~3月中旬)手稲山の麓の、通称「稲雲の森」にスノーシューを履いて入って、ペットボトルで作った樹液採りを設置して、ついでにソリや雪遊びもして、何なら雪の林内でお昼ご飯まで食べて楽しむ。また採れたての樹液は、殆ど甘みを感じないんだけど、この水でコーヒーを淹れると、ホント甘みがあって美味い!きっとミネラルとかも豊富で、身体にも良いのかなぁ。
今年も月末24日土曜日に「カエデ樹液採取とソリ遊び」という恒例イベントを開催するので、1週間前に下見に行って、樹液採取を3つだけ仕掛けてきた。
イタヤカエデが樹液を出すのは、上にも書いたけど2月下旬から3月中旬まで。葉が展開するのはゴールデンウィーク前後だから、その後1ヶ月半くらいは、樹液も葉っぱも出ない。シラカバだと、展葉前に樹液をどっぽどっぽ出すから、何となく仕組みが想像つく感じがするけど、ちょっとその仕組みは謎だよね。学術的にもまだあまり分かってないらしいんだ。そして氷点下の日は殆ど出ない。出ないどころか凍ってしまって、急に温かくなったら、この管が凍っていて上手く採れない事故となるのさ😢
まぁとにかく、設置した日から3日連続で暖かい日が続いたので、見に行ってみたら案の定、3本中2本が満タンさ。
近くのカラマツには、クマゲラが開けた真新しい穴もあったね。
で、今週末24日は、手稲さと川探検隊のカエデ樹液採取とソリ遊び。以下のようなプログラムです。
まだ少し空きがあるので、もし興味ある人がいたら、連絡下さいね。
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2024冬 手稲の森でそりすべりと、樹液探し
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まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではもう春。
冬の森は見上げると明るく、空がぽっかりと見えて、夏とは違った魅力があります。
葉を落とした冬の森には、実はたくさんの生き物の痕跡があります。
鳥たちが作った樹洞や、木々の冬芽、冬眠している虫たち・・・
スノーシューを履いて手稲の森を探検してみましょう!
そしてお子さんといっしょにそりすべりも楽しみましょう!
3月にメープルシロップを取るために、イタヤカエデも探して、樹液採りの装置 を取り付けたいと思います。
■ 日時:2024年2月24日(土)
■ 活動時間 10:00~14:00(9時半受付開始)
■ 活動場所 手稲山麓 稲雲の森
※天候・積雪状態により計画を一部変更することもあります。
■集合場所:手稲コミュニティセンター 1階和室「こぶし」
https://maps.app.goo.gl/RvqLKSiTsNrB1K6E8
■活動場所:稲雲の森 道路突き当たり
https://maps.app.goo.gl/cMD5qYky9SFLBZee8?g_st=ic
■ 対象:小中学生親子(おとなのみも可)
■参加費:1人 500円
■ 持ちもの:スキーウエアなど暖かい服装上下、手袋、帽子、替えの靴下、カイロ、冬用長靴、スパッツ(靴下は厚手のもので冷えないようにしてください)昼食・飲み物・敷物・そり(あれば) スノーシュー (あれば)
※スノーシューは貸出しできます。
※2リットルペットボトル容器1家族1本(カエデの樹に設置します)
※お汁粉を食べるので、小さいお椀、コップなどの容器、スプーン
■申込み・問合せ:手稲さと川探検隊
t.satogawat@gmail.com
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