みちのく潮風トレイル、少しづつでも歩きたいよねって話してて、7km余りだけど室浜漁港を通る大槌湾内の小さな半島を歩いてみたよ。歩いたのは潮風トレイルにもなっている(?)県道231号吉里吉里釜石線。
鵜住居駅から、ついに三陸鉄道にひと駅乗って大槌駅へ。
震災直後から営業してるという「どんりゅう庵」で美味しいカレーを頂いて出発。
防潮堤の陸側は工事もやってたり公園になってきていて、ん?どうやって対岸に行くのかなぁってGoogle MAPとGeographicaの地形図見てたら地元のお爺さんに声を掛けられて、イトヨの話や自分の人生の話も少し。向こうの踏切から防潮堤に行って小槌川を渡るのが良いみたい。
防潮堤から小高いところに出ると美しい大槌湾の北半分が一望、赤浜のひょっこりひょうたん島(蓬莱島)や遠く箱崎半島の先が見える。
震災前からの狭い道に入り登って行くと、崖の上に出て風も景色も更に良い感じ。
アオダモのタネ(豊作だわ❗️)揺れる向こうに大槌湾一望‼️
アオダモ(バットにする木です)がこんなに海岸の崖の上にあるなんて初めて見たけど、豊作らしくたくさんタネがぶら下がってる!(北海道ではほぼ5年ごとに結実していて、昨年豊作)
松島や雀島にはウミウと思しき黒くて大きい鳥たちがたくさん❣️半島先端で大槌町から釜石市に入り、美しいリアスの海を見ながら室浜漁港へ。大きな防潮堤の上でひと休み。大槌湾の南、箱崎半島が美しいけど、白浜漁港も箱崎漁港も真っ白な防潮堤が異様、鵜住居の片岸海岸防潮堤は1kmもあって、14.5mもの高さ(大槌湾内共通)で圧倒される。
この高さの防潮堤を造らず高台移転した根浜と赤浜は、だから街が見える。根浜の海水浴場、キャンプ場、ラグビー練習場、高台の住宅と前川民宿、そして宝来館が見える。
片岸防潮堤に着く頃には、舗装道路を歩いてきたせいか足の裏が痛くなってきてたけど、ゴールの鵜住居駅も見えてきて、広い大槌湾を左に、遠野との境界の山々の稜線と眼下の湿地帯を見ながら、長い長い防潮堤の天端を風に吹かれながらゆらゆら歩いて、双眼鏡で水鳥なんか眺めて、三鉄走る鵜住居駅にゴール。最後ショートカットルートが見つかって、ちょっと嬉しいラスト❣️
やっぱり歩くのは楽しいねぇ。景色と気候が良くって最高。初の三鉄乗車含め、ほんの4時間くらいの小さな旅を楽しめたよ。ここは潮風トレイルと言って良いか不明な、そして短いルートだったけどね。
次はどこを歩こうかな…
ただ、豊かな大槌湾だけど、ウニが海藻を食べ尽くしてアワビや昆布に打撃になっていたり問題もけっこうあるみたいで心配。
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