4月17日、長崎旅の前に佐賀に寄り、有明海沿岸にある「東よか干潟」と「佐賀城址」 を訪ねました。
これまで佐賀には、虹の松原 や伊万里、嬉野温泉 など北部エリアを訪れたことはありましたが、
有明海側は今回が初めてです。
佐賀というと、長崎と福岡の間で、あまりパッとしないイメージでした。大好きな幕末の物語でも倒幕に向けて薩長や土佐に比べて目立たないのに(私の知識の偏りかも)、明治政府では薩長土肥と4雄藩の一角をなしていて、何か秘密があるに違いないと漠然と思っていました。大隈重信、江藤新平、鍋島直正など、維新後活躍した人の名前は何となく知っていたけれども…。
有明海やムツゴロウは知っていたけど、東与賀干潟というラムサール条約湿地があることも、よく分かってなかったのですが、今回とてもよい機会を得て、佐賀は「がばいばあちゃん」と塙兄弟だけぢゃない、とっても面白いところだと感じました。
今回は、去る2月にWebで行われた第3回全国ヒシサミットを通じてご縁のあった安田みどりさん(西九州大学教授) にご案内いただきました。
干潟という別世界
ラムサール条約湿地「東よか干潟」に到着したのはちょうど干潮の時間帯。
目の前には、見渡す限りの干潟が広がっていました。
そこには、シオマネキをはじめとした多様なカニたち、
トビハゼ、そしてシギやチドリの仲間と思われる鳥たち。
北海道ではなかなか出会えない光景に、ただただ圧倒されます。
さらに、赤く色づいたシチメンソウ(アッケシソウにも似た植物)も点在し、
この場所が持つ独特の生態系の豊かさを感じさせてくれました。
ラムサール条約にも登録されているこの干潟。
そのスケールと多様性に触れ、
「これは大切に守り続けていかなければならない場所だ」と強く感じました。
干潟の持つ“包容力”のようなものに、すっぽりと包まれた感覚でした。
地域資源の見せ方にも学び
干潟の防潮堤には、なんと漫画『キングダム』のイラストがずらり。
作者の 原泰久 さんが佐賀県出身ということで、
ファンにとっては“聖地”のような場所になっているそうです。


自然だけでなく、こうした文化コンテンツと結びつけた発信の仕方も、
地域づくりのヒントとしてとても興味深いものでした。
北海道の湿地でも、是非やりたいな。どんなのが良いかなぁ。。。
<参考>
東よか干潟(佐賀市観光協会)
東よか干潟の詳細(佐賀市公式)
歴史と出会う時間
その後訪れた
佐賀城本丸歴史館 も印象的でした。
これまであまり意識してこなかった肥前鍋島家の歴史や、
江藤新平 の業績など(名前は知ってたけど全然知らなかったが、早逝した実はすごい偉い人)
見応えのある展示が並び、思わず引き込まれます。
江藤新平の真相に迫る(動画)(佐賀県文化課)
初代司法卿 江藤新平(佐賀地方検察庁) ※ざっくり
維新の傑物-江藤新平-(Yagiken Web Site) ※詳しい
展示の見せ方にも工夫が多く、純粋に「楽しい」と感じられる施設でした。



佐賀を訪れる方には、ぜひおすすめしたい場所です。
<参考>
佐賀県立 佐賀城本丸歴史館
有明海の恵みと、九州の夜
安田先生おすすめの JFまえうみ では、楽しくお土産探し。
その後は 武雄温泉 へ。
訪れた2軒の飲み屋は、観光地にありがちな残念な部分もありましたが、
佐賀の日本酒は思いのほか美味しく、
ゆっくりと湯に浸かりながら、満ち足りた気持ちで九州初日を終えました。
佐賀のお酒 (佐賀県酒造組合 SAGASAKE)
明日はいよいよ、特急ふたつ星4047に乗って、憧れの長崎に入ります。
ものすごく楽しみです♪

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