保全活動

NPO人まち育てⅠ&Ⅰ

石狩地域産のスゲで〆縄づくり(2023年度報告)

古来より〆縄は、身近に生える湿地の植物(稲も含め)を採り、それを綯って(なって)作り祀っていた。代表的な素材であるスゲ(菅:カヤツリグサ科の湿生植物)も、近年、身近な湿地が激減して入手が難しくなったことや、綯う人々の高齢化やコミュニティ力の低下とともに〆縄の石油製品(ナイロンやプラスチック等)化や輸入品化などが進んでいる(写真-1,2)。 写真-1 化学製品になっている神社の〆縄 写真-2 販売されている中国製の〆縄 千歳市の泉郷神社には、年に2回スゲの〆縄が地元の方によって綯われて奉納されている。しかし周辺で採取していたカサスゲ群落が失われ、現在90歳超のリーダーの方が以前採取して保管してあるカサスゲを使って、伝統を細々と繋いでいる現状である(写真3,4)。 写真-3 スゲで綯われた〆縄(泉郷神社) 写真-4 泉郷神社の〆縄を綯う地域の方々 この文化を残し、未来に繋いでいき、地域資源にしていくことを目的に地域産のスゲを殖やすプロジェクトを、「北海道e-水プロジェクト」の助成を受けて2...
2024.01.26
しめっちネットの活動

湿地VR クラウドファンディング達成しました!

本日23:59〆切のクラウドファンディング、目標金額の25万円、お陰様で達成いたしました
2023.12.18
しめっちネットの活動

石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)のこと

北海道の石狩川流域には150年前まで広大な湿原が広がっていて、現在の釧路湿原の3倍ほどもあって、開拓によって、なんと99.9%が消失しました! 2017年設立したしめっちネット(石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク)は、この地域にわずかに残ったいくつかの小さな湿地を守り育て、子ども達に残すため、2017年に湿地保全団体のネットワークとして設立しました。 このBlogでも時々紹介していますが、湿地の観察会や保全活動、利活用のワークショップ(スゲの〆縄づくり、アイヌ文化にあるガマのゴザづくり、エゾカンゾウの花やヒシの実の料理体験など)、そして普及啓発活動としてフォーラム・フェス・カフェの開催や湿地落語・人形劇・湿地ソング・湿地ラップ・紹介映像などのコンテンツづくりを行い、湿地の大切さと魅力や激減している現状を知ってもらい、湿地を守る仲間づくりをしています。
しめっちネットの活動

クラファン準備「湿地の魅力と現状 VRでも伝えたい!~しめっちフォーラムでのVR会場づくり」

毎年秋は忙しいが、また忙しさにかまけてBlogを後回しにしていたら、あっという間に3ヶ月も経ってしまっていた。今年こそはと思いながら、いつもこうだ。ようやく秋が終わると、助成金申請や大学が忙しくなり、年末年始に入る上、看護学科の集中講義で忙殺、終わったと思いきや成績付けで死に、2月中旬に開放されて東北に逃亡、3.11を挟んで年度末を駆け抜けると、野山に芽が出て葉が開き花が咲くとシーズンスタート、ばったばたと走り回っているうりに秋が来て、後期の授業が始まり年末まで転げ落ちる… こんな風に毎年毎年似たような感じで過ぎていき、1年1年歳を重ねていく。そして収入は逆に減っていっているなぁ。という訳で、もう3ヶ月で還暦を迎えるのだが、何とか60代の別の収入源を探しながら、Blogも書いているわけなので、言い訳しながら休んでいる場合でないから、再開するのだ。 さて、12月9日(土)に、しめっちネットで開催する第7回しめっちフォーラム、VR会場を併設するにあたり、資金が足りないので、クラウドファンディングに挑戦することにした。個人的には3回目で、...
〆っちゃーズ

湿地を守る戦隊”〆っちゃーズ”VRでも活躍へ

湿地を守る戦隊”〆っちゃーズ”は、しめっちネット(石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク)のInstagramで、AR体験も出来るようにしてあって、この体験会も8月26日に石狩川河口で開催予定。 近いうちに「生物多様性アンバサダー(仮称)」としてデビュー予定の”〆っちゃーズ”、是非ともよろしくお願いします!
植物療法

植物療法の企画第2弾 8月4日開催!

いよいよ第2弾の植物療法企画、お金のブロックも外して参加費上げて、平日開催に踏み切りました!が、やはりなかなか参加申込みは低空飛行… 最後の追い込み、頑張ってま~す!もしご都合付く方、ご興味ある方、実はお得で素敵な企画となっておりますので、是非ご参加ご検討下さいませ! 【開催案内】夏の土用を健やかに過ごす植物療法~森で遊び、学び、感じる一日~ 植物と人、森と人生、 自然と福祉やケアをつなぐ専門家 が 「夏の土用」に送る植物療法の特別企画。 陽から陰へと大きく流れが移り変わる夏の土用。心身のバランスも崩れやすい時節。 美しく静かな森で深呼吸し、いつもより少しだけ丁寧に、自分の心と身体を見つめてみませんか? 純粋に「今ここ」を生きる生命が共生する豊かな森に身も心も委ね、目に見えない生命エネルギーを感じて五感を研ぎ澄ませ、自らも共に循環するこころと手を養うことで、自然を味方につけるセルフケアの時間をご用意しています。 植物への愛溢れる経験豊かな案内人と共に、夏の生命のパワー漲る濃緑のやや暗い森へ入り、個性豊かな植物...
スゲ〆縄倶楽部

【開催案内】いよいよ!スゲの刈り取り

【開催案内】いよいよ!スゲの刈り取り ~湿地の恵み復活プロジェクト~ 今年の春から整備を行ってきた2ヶ所で、晩秋に作る〆縄の材料となるスゲの収穫を行います!古来より〆縄は、身近に生える湿地の植物(稲も含め)を採り、それを綯って(なって)作り祀りました。 代表的な素材であるスゲ(菅:カヤツリグサ科の湿生植物)も、近年、身近な湿地が激減したために見つからなくなってしまい、また綯う人々の高齢化やコミュニティ力の低下とともに〆縄の石油製品化や輸入品化などが進んでいます。 この湿地の恵みを再びいただくため、スゲ群落の保全やスゲ田などによる材料供給をしていきたいと考えて、活動を始めています。昨年初めて石狩地域で刈り取ったスゲを使っての〆縄づくりができました。神社の〆縄づくりにも繋げていく計画も、進行中です。■開催日時 2023年7月17日(祝・月)8:30~15:00■集合場所 野菜の駅ふれあいファームしのつ →地図代表的な素材であるスゲ(菅:カヤツリグサ科の湿生植物)も、近年、身近な湿地が激減したために見つからなくなってしまい、また綯う人々の...
スゲ〆縄倶楽部

カサスゲ自生地(石狩川河畔)~整備地途中経過

石狩川河畔のスゲ採取予定地、先月雑草抜きをしたところの経過を見に寄ってみた。江別の病院のデイケアでの園芸活動を終え、石狩川を渡って堤防を行く。 すでに背を越すばかりのヨシ、ヨモギ、アワダチソウ、オオハンゴンソウの海へ突入して数十m漕いで漕いで、雨の後だからべっちょべちょ 漕ぐたびに沸くわ湧くわ蚊もすきーとうわうわうわうわ、このこのこのこのやめてやめてたのむからやめて〜などと頼みつつ、整備エリアへ。うむ、ヤナギ林の下だし、先月高茎植物はけっこう抜いたし、そもそもスゲが優勢だしってことで、そこそこ良い感じだった。 目立つヨシやアワダチソウを抜き、周りから迫るオオハンゴンソウやアキタフキを少し刈り、帰りはなるべくヤナギ林の中の草丈低いところを伝って戻る。 いやいや、大変な蚊であった。刺されたところはヨモギの汁を塗っておく。なかなか効くのだよ。でも虫刺され薬も持って来なくちゃね。
NPO人まち育てⅠ&Ⅰ

カサスゲ自生地(月形)〜整備地途中経過:ヨシ繁茂

エゾカンゾウから一夜明け、11時〆切の助成金申請をぎりぎりクリアし、昨年のスゲ採取地へ 先月、ヨシ原にけっこうスゲ群落があることを確認したところ、ヨシが伸びてどうなってるかと思って行ったんだけど、もうヨシもグングン伸びてきて、すっかりヨシ原の様相に… 皆さんもただのクサ原にしか見えないと思いますが、いやいやけっこうスゲが生えてるのです。 ヨシの背を越されながらも、育つスゲたち 分かりづらいと思うけど、このラインでスゲが濃いようだ でもこのままぢゃスゲの成長も収穫もママならねぇってことで、再来週日曜18日に部分的にヨシの刈り取りします。あ、これは〆縄を綯うためですよ。収穫は7月17日です。 一緒にやりたい人、募集中 スゲ〆縄倶楽部に入りませんか? サナエトンボの仲間 山菜もいろいろゲット 椎茸とボリボリ 初めて採って食べた「ミズ」シャキシャキ フキ ちょっと面倒…
2023.06.10
NPO人まち育てⅠ&Ⅰ

【開催報告】湿地の女王エゾカンゾウを味わおう!Vol.2 〜薬膳師と湿地贔屓が繰り出すエゾカンゾウの花料理〜

【湿地の女王エゾカンゾウを味わおう!Vol.2】@余市エコビレッジご参加いただいた皆様、ありがとうございました!種から育てて5年目のエゾカンゾウ。今年もたくさんのお花が咲きました🌼お花や蕾を収穫するところからみなさんに体験していただくことができて良かったです😌まず鈴木理事長からエゾカンゾウの説明があった後、みなさんでお花や蕾を収穫しに行きました。 室内に戻り、薬膳茶を飲みながら講師の荒井直子さんのお話を聞きました。 この季節に気をつけたいことやエゾカンゾウの効能などを薬膳の観点からお話しいただきました。とても噛み砕いて説明してくださり、薬膳を初めて意識した方にも伝わりやすかったかと思います。 今回のメニューはこちら!↓・エゾカンゾウの蕾・長芋・皮蛋の中華和え・エゾカンゾウの花入り生春巻き・エゾカンゾウの花と蕾・マコモ入り豆乳薬膳スープ・エゾカンゾウの花とトマトの米粉ピザ・みかんとハーブの寒天 – エゾカンゾウの花の蜂蜜マリネを飾って ...
2023.06.10
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